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医師紹介・院長挨拶
院長挨拶
成人における閉塞型睡眠時無呼吸症候群(obstructive sleep apnea syndrome:OSAS)の頻度は男性で1-4%、女性で0.5-3%程度といわれています。わが国における調査でも、患者は約200万人との報告があります。
OSASは、睡眠中に上気道が頻回に閉塞するために低酸素血症、脳波上の覚醒反応を繰り返す疾患です。そのような睡眠中の呼吸異常は、心臓や血管、神経系へストレスを与えます。その結果、高血圧、耐糖能異常、交感神経の亢進、炎症、血液凝固系の亢進などを来たすため動脈硬化が促進します。近年、無治療のOSASは心筋梗塞、脳梗塞などの疾患を発症して生存率が低いことが明らかになってきています。また、正常な睡眠がとれないため、精神神経系にも影響して日中過眠、倦怠感、注意力の低下などを来たし、交通事故や労働災害の原因にもなります。
OSASの治療は、主に経鼻的持続陽圧(nasal continuous positive airway pressure:nCPAP)、歯科装具、耳鼻科的治療が行われています。この中でもnCPAPの効果については多くの研究報告がされており、現在では中等症から重症のOSASに対する最も有効で、安全な治療とされています。
いびき・睡眠時無呼吸外来では、OSASの診断とnCPAPによる治療を専門に行っております。いびき、日中過眠などの症状でお悩みをお持ちの方は是非、この機会に当院外来を受診してください。
医師紹介
川原 誠司 (かわはら せいじ) 院長
略歴
平成6年 | 日本大学医学部卒業 |
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同年~ | 日本大学板橋病院にて研修 |
平成9年~ | 銚子市立総合病院呼吸器科医員 |
平成11年~ | 日本大学板橋病院呼吸器内科助手 |
(平成11年10月) | (ハワイ大学で睡眠医療の研修) |
平成12年~ | 社会保険横浜中央病院呼吸器科医長 |
平成14年~ | 日本大学板橋病院呼吸器内科助手 |
平成18年 | 日本大学より医学博士号取得 |
平成20年~ | いびき・睡眠時無呼吸外来院長就任 |
平成20年~22年 | 日本大学板橋病院呼吸器内科兼任講師 |
所属学会
日本内科学会専門医
日本呼吸器学会専門医
日本アレルギー学会専門医
日本睡眠学会認定医
TOPICS
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大塚家具のWEBサイトに川原誠司院長のインタビュー記事
「【スペシャリストに聞く】いびきの原因と最新治療法とは?」が掲載されました。→ 詳しくはこちら
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読売新聞朝刊に当院川原誠司院長への取材記事が掲載されました。
2017年4月13日木曜日付けの読売新聞朝刊、家庭欄のコーナー「探る」に当院川原誠司院長への取材記事が掲載されました。記事のテーマは「いびきのメカニズムと改善策」です。
→ 詳しくはこちら
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書籍『なぜあの人のシャツはパリッとしているのか ―くらしの疑問を専門家に聞きました』に川原誠司院長の記事が掲載されました。
2017年4月に読売新聞の「探る」のコーナーに掲載されたものが収録されました。
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読売新聞朝刊に当院川原誠司院長への取材記事が掲載されました。
2017年4月13日木曜日付けの読売新聞朝刊、家庭欄のコーナー「探る」に当院川原誠司院長への取材記事が掲載されました。記事のテーマは「いびきのメカニズムと改善策」です。
→ 詳しくはこちら
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【第2回 睡眠・呼吸器 フォーラム】 川原 誠司院長が講演いたします。
日時:平成28年5月28日(土) 16:20~20:00
会場:新宿 住友ビル47階「新宿住友スカイルーム Room 8」<講演>
1.「睡眠時無呼吸症候群OSAの基礎知識とCPAP治療の必要性」16:30~17:10
演者:川原 誠司 恵泉第二クリニック いびき・睡眠時無呼吸外来 院長→ 詳しくはこちら