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検査について
なぜ検査・治療が必要なの?
21世紀の国民病ともいわれる睡眠時無呼吸症候群。
昼間の眠気、集中力の低下といった生活の質(QOL:クオリティ・オブ・ライフ)の低下ばかりか、重篤な合併症を引き起こす引き金にもなり得ます。これらを予防・改善していくためにも、適切な検査、治療を行うことをお勧めします。
1泊入院PSG検査って?
PSG(Poly Somno Graphy:ポリソムノグラフィー)検査とは、患者さまの体にセンサー類を装着し、睡眠中の脳波・心電図・呼吸運動・動脈血酸素飽和度等を計測して睡眠時無呼吸の有無、程度しいては他の睡眠障害の有無を検査するものです。
- 脳波・筋電図・眼球運動
- 睡眠の深さを判定するのに用います。
- フローセンサー
- 鼻と口から呼吸が出来ているかを調べます。
- いびきセンサー
- いびきの音を波形で記録します。
- 胸腹部ベルト・ポジションセンサー
- 呼吸する際の胸とお腹の動きを記録します。
- パルスオキシメータ
- 血液中の酸素飽和度を測定します。
- 下肢筋電図
- 両足のすねに電極を置くことで、睡眠時無呼吸症以外に睡眠を障害する病気(むずむず足症候群、周期性四肢運動障害など)の有無を調べます。
痛みは全く無く、普段どおり約8時間お休みいただきます。
また検査費用は健康保険の負担割合によりますが、3割負担の方で約17,000円ほどかかります。
検査の流れ
外来受診
まずは一度外来受診していただき、医師による問診、必要に応じて簡易検査・採血や心電図、肺機能検査を行い1泊入院PSG検査の必要があるかを判断します。(来院の際にはマイナ保険証・健康保険証をお持ちください)
1泊入院PSG検査
入院当日は19:00~19:30までにご来院ください。また食事はなるべく事前に済ませてください。
- 19:00~19:30
- 受付、医師による問診、シャワーを浴びていただきます。
※頭皮にセンサーを付けるため、洗髪をします。
- 20:00~22:00
- センサー類装着開始
- 22:00~23:00
- 検査開始(就寝) これより8時間分のデータを記録します。
- 翌朝6:00頃
- 検査終了・シャワー
※装着の際に頭皮にペースト(クリームのようなもの)を付けます。
朝、ご帰宅前にもシャワーを浴びられることをお勧めいたします。
- 7:00~8:00
- 退院
診断について
検査結果が出るまでに約2週間ほどかかります。
次回再診日に医師より検査結果に関しての説明があります。
専門技師による解析
PSG検査で得られた8時間分のデータを解析します。
1泊入院検査
終夜睡眠ポリソムノグラフィー(PSG)
1泊2日・入院検査
入院基本料+終夜睡眠ポリグラフィー+脳波判定料
保険診療料 | |
---|---|
1割 | 約6,000円 |
2割 | 約11,000円 |
3割 | 約16,000円 |
CPAPタイトレーション(CPAP titration)
1泊2日・入院検査
上記PSG+鼻マスク式補助換気法
保険診療料 | |
---|---|
1割 | 約6,000円 |
2割 | 約11,000円 |
3割 | 約17,000円 |